鎌田の前職は、放課後等デイサービスの施設長でした。
さまざまなご家庭のお子さんと向き合う中で、ある日、一人の子が泣きながらこう言いました。
「家に帰りたくない」
その言葉が、ずっと忘れられませんでした。
家は、本来、一番安心できる場所のはずです。でも、すべての子どもにとってそうではない現実がある。
何ができるだろう。どうすれば、家を安心できる場所にできるだろう。
考え続ける中で、たどり着いたのが「家族写真を飾る」という、シンプルなことでした。
家族の写真が飾られているということは、そこに自分の居場所があるということ。毎日目に入る家族の笑顔は、言葉にしなくても「あなたはここにいていい」と伝え続けます。
写真で、日本にハッピーな家庭を増やしたい。
それがBONDSを始めた理由です。
千葉から上天草に移住し、和紙フォトパネルというかたちで、一枚一枚手作りでお届けしています。大げさかもしれないけれど、この一枚が、誰かの家を少しだけ温かくできると信じながら。