「写真撮ろう。」
そう声をかけると、
「いいよ!」
と笑顔で駆け寄ってきてくれたあの頃。

何枚撮っても嫌がらず、変な顔をしたり、ピースをしたり。
写真フォルダには、そんな笑顔がたくさん残っています。
でも、子どもは少しずつ成長します。
小学校高学年。
そして中学生。
気づけば、
「えー、写真?いいよ。」
「恥ずかしいからやめて。」
そんな返事が返ってくるようになることも珍しくありません。
今日は、そんな「写真を撮れる時間」について考えてみたいと思います。
目次
「写真を嫌がる」は成長の証
特に男の子は、小学校高学年から中学生くらいになると、家族との写真を少し照れくさく感じる子が増えてくるようです。

もちろん個人差はありますし、女の子でも同じように「恥ずかしい」と感じる時期があります。
でも、それは親子関係が悪くなったわけではありません。
友達との時間が増えたり、自分なりの世界が広がったり。
少しずつ親離れをしていく、とても自然な成長の過程です。
だから、「最近一緒に写真を撮ってくれないな」と感じたら、少し寂しく思う反面、「大きくなったんだな」と感じる瞬間でもあるのかもしれません。
でも、友達とはたくさん撮っている
面白いことに、家族との写真は恥ずかしがっても、友達とはたくさん写真を撮っています。
文化祭。
修学旅行。
部活動。
放課後。
スマホの中には、友達との思い出がどんどん増えていきます。
写真が嫌いになったわけではありません。
ただ、「家族と撮る」ということが少し照れくさくなる年頃なのです。
だからこそ、親としては少し切なく感じてしまうのかもしれません。
不思議と祖父母がいると撮ってくれることも
一方で、祖父母が一緒だと、意外と素直に並んでくれることもあります。
「おじいちゃん、おばあちゃんが喜ぶから。」
そんな気持ちがあるのかもしれません。
家族全員で撮る一枚は、子どもにとっても「特別な時間」だと感じているのでしょう。
だから、帰省や記念日など、家族が集まる機会には、ぜひ一枚だけでも写真を残してみてください。
きっと将来、その一枚がかけがえのない思い出になります。
「いつか撮ろう」は意外と早くやってくる
私たちはつい、
「また今度撮ればいいか。」
と思ってしまいます。
でも、子どもの成長は本当にあっという間です。
去年までは普通に撮ってくれていたのに。
今年は少し照れくさそう。
来年はもう断られるかもしれない。
そんなことも珍しくありません。
だからこそ、「いつか」ではなく、「今」。
完璧な一枚じゃなくてもいい。
髪型が少しくずれていてもいい。
部屋が少し散らかっていてもいい。
その時の家族を残しておくことに意味があると思うのです。
撮った写真は、しまわずに飾ってみる
そして、もう一つ大切にしてほしいことがあります。
せっかく撮った写真も、スマホの中に入ったままだと、見返す機会は意外と少ないものです。
何千枚と写真があっても、見なければ思い出すことはできません。
だから私は、一枚だけでも飾ることをおすすめしています。
リビング。
ダイニング。
玄関。
毎日自然と目に入る場所にある一枚は、
「こんなに小さかったんだ。」
「この旅行、楽しかったね。」
そんな会話を、ふと生み出してくれることがあります。
子どもが写真を撮ってくれなくなっても、一緒に写真を見ることはできる。
中学生になると、
一緒に写真を撮る機会は減るかもしれません。
でも、
リビングに飾られた一枚を見て、
「この時、〇〇だったよね。」
そんな会話が生まれることはあります。
写真は、
撮った瞬間だけのものではなく、
その後何年も家族をつないでくれるものでもあるのです。
今日の一枚は、未来への贈り物
子どもが家族と写真を撮ってくれる時間には、いつか終わりが来るかもしれません。
でも、その時に撮った写真は終わりません。
何年経っても、家族の思い出として残り続けます。
そして、その一枚を毎日見える場所に飾ることで、過去を懐かしむだけではなく、
「この家族を大切にしたい。」
そんな今の気持ちを思い出させてくれる存在にもなります。
子どもはいつか大きくなります。
だからこそ、今日撮る一枚を。
そして、その一枚を暮らしの中で大切にしてみませんか。
子どもはいつか、
家族より友達と過ごす時間が増えます。
写真を撮る機会も少しずつ減っていくでしょう。
でも、
家族で過ごした時間までなくなるわけではありません。
あの日撮った一枚は、
何年経っても、
「この家族を大切にしたい。」
という気持ちを思い出させてくれます。
だから私は、
撮ることだけではなく、
暮らしの中で見える場所に置くことも大切にしてほしいと思っています。
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